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ABURAKAWA
油川という土地について
当社が本店を置く油川は、青森市の北西部、陸奥湾に面した地区です。
鎌倉時代から北越の船が交易で入港した港町で、近江商人が移り住み、廻船問屋や酒造業が古くから営まれてきました。1585年に津軽為信が油川城を攻略した当時、すでに百戸を超える建物があったと伝えられています。
江戸時代には代官所が置かれ、地方行政の中心地として西田家などの豪商が地域の経済を支えました。1625年に津軽藩が青森を開港し外ヶ浜の船商売を青森一港に定めたことで港としての役割は移りましたが、1871年の新城〜青森間の道路開通、1887年の飯詰街道開通と、この土地は常に人と物の通り道であり続けました。1939年に青森市へ編入され、現在は国道280号が海岸寄りを南北に縦断し、その両側に商店が散在する街並みが広がっています。
長い時間をかけて人が住み続けてきた土地です。私たちがこの場所で不動産を持ち、手入れをして次に渡していく仕事をしているのも、その連なりの一部だと考えています。